Gworksにこめた思い

Gworksにこめた思い

"Garage Worker"という言葉を御存じでしょうか?

正しい英語であるかどうかは未だに定かではありませんが「自宅のガレージの一部(もしくは全部?)を利用して仕事をする人たち」のことです。

仕事で、アメリカに滞在したときに仕事仲間の自宅に何度か遊びに行く機会がありました。 日本より遥かに住宅事情のよい事もあったのですが皆一様に"大きめのガレージ"を持っていました。 不思議なことに家の客間に通されてしばらくすると「ガレージでも見る?」と皆自慢げに聞くのです。内心「駐車場なんてみせらてもなぁ」と思いつつも、上手に断る語学力の無い私は"Yes please"というのが一番簡単でした。想像はいい意味で大きく裏切られました。彼等の言う"garage"は駐車場の事ではありませんでした。そこは彼等にとって特別な場所でした。本格的な工作機械のある"garage"。ワインセラーのある"garage"。木工工具が整然と並べらた "garage"。インターネットサーバーが稼働している"garage"。それぞれに小さな夢を実現させる場所として"garage"はありました。" 作業小屋"といってしまうとそれまでですが、とても楽しそうに、でも真剣に取り組んでいました。訪れた"garage"の中にはそこから新しい会社を生み出したものもいます。

彼等が誰にも媚びずに正々堂々と生きているように見えたのもそれをよりどころとしていたからかも知れません。私はというと未だに"偉い人"に会うのも話すのも苦手でましてやプレゼン、打ち合わせなどとなると足が今でもすくんでしまう小心者です。

この日本で物理的なスペースのあるガレージを持つ経済的余裕もありませんが日々を淡々とでも、決して無駄にしない毎日を送りたい。

"Gworks"はそんな思いをこめて"Garage Worker"からとりました。 "Garage Worker"としての私のスペースをここにおいて、まじめに(そしてたまには力を抜いて)私らしい"garage"を作っていこうと思います。

正しい英語であるかどうかは未だに定かではありませんが「自宅のガレージの一部(もしくは全部?)を利用して仕事をする人たち」のことです。