マイケル・ジャクソンの追悼記事読みました。- ニューズウィーク日本版 2009/07/15発売号

マイケル・ジャクソンの追悼特集。

ニューズウィーク日本版 2009/07/15発売号ニューズウィーク日本版 2009/07/15発売号



この世から突然去ったポップス界の帝王、マイケル・ジャクソン
時代を象徴したエンターテイナーの生涯と功績を振り返る

やはり自己破壊だったのでしょうか?

自分の思い通りに人生を送ると固く決意した人たちが、ぶつかってしまうジレンマのような気がしてなりません。

ポップミュージックの大スターからタブロイド紙の餌食へと、不幸な転身を遂げたマイケル・ジャクソン
私は、リアルに深夜のMTVとマイケルを見ていた世代でしたが、特別なカリスマ性と同時に感じていた孤独感は最後まで彼から離れることはなかったのかもしれません。
日本に住んでいると、時折聞かされるゴシップ報道も、彼のもたらす音楽の前では簡単に色あせて感じていましたが、本国アメリカでは、充分に彼を普通の生活をさせないぐらいのインパクトがあったのですね。
そういえば、ここ十年ばかりは、私自身に子供が授かって忙しい日々を送っていたからマイケルの音楽が耳に届かなかったわけではなかったようです。
卓越した音楽を生み出した本人は、鋭すぎる感性の持ち主で、回りに奇異の目で見られ続けることに30年以上も耐えてこられたのかと記事を読んで改めて考えてしまいました。
ただただご冥福をお祈りします。今でもビデオクリップのマイケルは、色あせずカッコよかったです。

日本にこそこんなリーダーが必要です。

オバマさんが小浜さんだったらいいのに。~G8サミット、オバマ大統領、食糧支援を後押し。

アメリカ大統領のオバマさんは、お父さんがケニア出身で、今もケニアに住んでいる親戚は、貧しい生活を余儀なくされている。食糧支援の拠出金が50億ドル上乗せされたのは、オバマ大統領の後押しがあったおかげらしい。

気になったのは政府高官のコメント「貧困の原因の一つは政治制度が一般市民のために機能していないことにある」
ここに気づくアメリカは、おそらく経済危機を脱して、21世紀中も良い国であり続けるのだろうと、日本国民(もしかして世界中のニュースを見る人すべて?)の大多数が、誰に投票しても失敗しかないだろうとわかっている、衆議院選挙が間近に控えたこの日本で他国のリーダーが羨ましく感じました。

みなさん。それでも選挙には行きましょう。大きな失敗を少しでも小さくするために。

政治制度が一般市民のために機能していないと国のランキングは落ちちゃうんです。何年か後には日本が呼ばれなくなってG7に名称が戻るかも、と真剣に考えてみたりします。

ニューズウィーク日本版 2009/07/15発売号はレビュープラスから献本いただきました。ありがとうございました。